ポケモンUSMシングル「ステロメガメタグロス展開」

 12月の頭から約一か月間ほぼ同じ構築を

使い続けてきました。結果として、

・第11回ぽちゃオフ優勝

・第3回VirginCupベスト16

以上の成績を収めることができました。

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「構築経緯」

USMに入ってから、ミミッキュZが一番警戒すべき

新要素と考えたため、ミミッキュをどのように

処理するかを考えることから始め、

メタグロス+霊獣ランドロスで処理をすることから

構築の出発点として考え始めた。

A↑1のミミッキュZを耐えることが条件のため、

霊獣ランドロスはHBを厚くし、サイクルを回す

ことができる半分回復木の実とした。

メタグロスについては、4ウェポンの範囲を

とることも考えたが、USMでのもう一つの

主な新要素として、アーゴヨンの登場があった。

アーゴヨンの対処は相手に殴られる前に、

こちらから先に展開することが一番の対策である、

と考えたため、展開ができる、封じ+ステロを持たせ、

耐久に大きく割いたメタグロスの採用に至った。

三匹目には、相手の鋼タイプ(主にヒードランを除く)を

起点にできかつ、受けサイクル(主にブルルドヒドイデ)に

強いポケモンを探し、最終的にタスキサイキネガモスに至った。

ここまでで、グロスが呼ぶポリゴン2への回答として

ポリ2への圧力をかけることができる、

眼鏡カプ・テテフを次に採用。テテフのサイコフィールドは

ウルガモスのサイキネの威力を上げるだけでなく、

先制技を無効化することが可能で、

タスキとの相性もとてもよく感じた。

次にランドロスを選出できないときのミミッキュ

回答が必要でかつ、メタグロスのステロと相性が

良い積みアタッカーが必要で、さらにメガギャラドス

強く出れるor選出圧をかけることが必要と感じた。

これらの条件を満たす、カミツルギが次に入ってきた。

さらに、メガゲンガーなど、初速が早いポケモン

非常に重たいため、今回のカミツルギ

臆病での採用に至った。

最後の枠には相手のステロ展開、および

メガボーマンダへのけん制役、加えて

瞬間火力が乏しく感じたため、

水技3Wのゲッコウガを採用して、構築を完成させた。

 

以下個別解説

1.カプ・テテフ@こだわり眼鏡(臆病:サイコメイカー)

145-x-96(4)-182(252)-135-161(252)

技構成:サイコキネシス サイコショック

ムーンフォース めざめるパワー炎

ポリ2に対して負担をかけれてかつ、相手の構築を

一匹で半壊をめざす眼鏡持ち。

フィールドを活かした負担を最優先に考えたたため

サイコキネシス、ショックを両採用。

タイプ一致のムーンフォースを確定として、

相手のナットレイハッサムに対する打点として

めざめるパワー炎を採用した。

テテフで倒せないとしても、後ろのガモスの

炎の舞や、火力が乏しいカミツルギのBBの起点に

することができるくらいの火力がある。

最速にした理由は、最速ではないミミッキュ

リザードンメガガルーラなどへ一発

攻撃を入れれることが耐久に割くよりも

メリットがあると感じたため。

 

2.霊獣ランドロス@半分回復実(腕白:威嚇)

196(252)-165-156(252)-x-101(4)-111

技構成:地震 とんぼがえり 岩石封じ 寝言

HB:A156A↑1ミミッキュミミッキュZ160-190

PTの唯一ともいえるクッション役。

ミミッキュに対して後攻とんぼからグロス

出しての処理を目指す。

4枠目には構築全体であくびやガッサの胞子に

薄いと感じたため、寝言を採用した。

実際に威嚇を入れた後、胞子→寝言でタスキを

削ることができ勝ちに持っていけることもあったため

結果としては、寝言でよかったと考えている。

 

 

3.メタグロス@メガストーン(陽気:クリアボディ→かたいツメ)

183(220)-158(20)-151(4)-x-119(68)-126(196)

メガ後:183-168-171-x-139-170

技構成:アイアンヘッド 岩石封じ

地震 ステルスロック

HD:エレキフィールド下C147カプ・コケコ10万Z

157-186(85.7%-101.6%)

C222タイプ一致シャドーボール146-174

S:最速ガブ抜き

こちらの記事のメタグロスを参考に

採用させていただきました。

(無断でリンクを載せてますので、問題あれば

早急に削除させていただきます) 

初手の出しやすさと展開性能がとても高い。

初手に呼びやすいリザに致命傷を負わすor

S上昇をさせない岩石封じはとても強く感じた。

また、後発だとしても、ステロをまくことで

致命傷を与えられ後ろでの処理も可能とする。

少しSを削ったとはいえ、上からの

アイアンヘッドの威力、そして追加効果に

ついては言うまでもない。

 

4.カミツルギ@悪Z(臆病:ビーストブースト)

159(196)-176-151-x-59(60)-177(252)

技構成:リーフブレード つじぎり

せいなるつるぎ つるぎのまい

よくいる普通のSが上がる臆病カミツルギ

突如蔓延したメガギャラドスに厚くするため

採用に至った。悪Zは相手のリザードンがXでもYでも

対応ができるように、また、ギルガルドに対する

打点として、採用した。

ステロ+メガゲンガーが非常に重たいため、

先に展開し、倒すことを意識した。

ただ、舞わないと火力が乏しいが、ウルガ

止まる水タイプを起点にしていくことができるのが〇

範囲も非常に広いのもこのPTにはあっていたように思う。

初めてカミツルギを使ったが、特に相手の

ミミッキュに対抗できる積みアタッカーは

とても強力であると感じた。

 

5.ウルガモスきあいのタスキ(控えめ:むしのしらせ)

161(4)-x-85-205(252)-125-152(252)

技構成:炎の舞 むしのさざめき

サイコキネシス 蝶の舞

どこにでもいる普通のタスキウルガモス

タスキを活かした積み、攻撃性能は抜群。

サイコキネシスは相手のバシャーモおよび

アーゴヨンに対する打点として採用。

また、テテフが出せないときのブルルドヒドイデ

どうにもならないため重宝した。

積みだけでなく相手のストッパーにも

なれるので、ドランがいない限りは

積極的に採用していた。

 

6.ゲッコウガ@水Z(激流:臆病)

159(92)-x-94(52)-145(172)-92(4)-182(188)

技構成:ハイドロカノン 熱湯

水手裏剣 みがわり

H:16n-1

HB:A222メガラグラージ一致地震133-157

瞬間火力、鋼タイプへの削りを意識したゲッコウガ

SMシーズンで一定数いた型を自分のPTに

あった耐久振りにアレンジ。

ぽちゃおふ、カンポケでは

ハイドロカノン、冷凍ビーム、悪の波動、みがわり、の

技をしていたが、先制技もちがいなかったことや

水技を打ちたい場面が多く変更に至った。

 

また、ぽちゃおふ、カンポケでは

カミツルギの枠が以下のポケモンで使用していました。

・ぽちゃおふ

メガゲンガーH159D68S252振り(ひかえめ)

シャドボ まもる みちづれ ほろびのうた

・カンポケ

アーゴヨンCS252D4振り(臆病:毒z)

ヘドウェ 放射 めざ地 悪だくみ

 

初手ステログロスからの展開や、

相手のポリ2やリザードンを誘って倒すことが

できるまではよかった、加えれば

相手のステロ展開への回答を備えればさらに

良い並びが作れると思います。

ただポリ2+悪タイプといったような構築には

とても苦しめられました。

 

 

解説は以上になります。

今年も一年対戦していただいた方、オフでお会いした方、

本当にお世話になりました。2018年は

今年以上に結果を残せるように頑張りたいと思います。

来年もどうかよろしくお願いいたします。